堀越学園:八山理事長が辞任「再建策実行できぬ」 18日にも選出 /群馬
毎日新聞 2011年07月12日(火)11時22分配信
創造学園大学などを運営する学校法人堀越学園(高崎市)の理事長に、4月末に就任したばかりの八山(はやま)元(はじめ)氏が辞任届を提出し、10日の臨時理事会で受理された。経営問題が表面化している同学園では、堀越哲二氏(現理事)の後任として1月に理事長に就任した王豊氏(同)も3カ月で辞任しており、法人運営の混乱が改めて浮き彫りになった。【増田勝彦】
◇給与支払い再延期
八山氏は6月30日に他の理事を通じて辞任届を提出していた。毎日新聞の取材に「堀越氏と王氏に頼まれて理事長を引き受けた。しかし堀越氏は理事長印を後任者に渡さず、学校運営の実権を握ったままで、自分の考えた学校再建策が実行できないため」と理由を述べた。10日の臨時理事会は欠席したという。
八山氏は中国出身で、数年前に日本に帰化し、全日本気功師会長などを務めている。今年3月に同学園が運営する高崎医療技術福祉専門学校の校長に就任し、4月30日に理事長に選出された。6月25日の記者会見では、中国国内で学園への出資者を募るなどの再建策を説明していた。
当面は王氏が理事長代理を務め、18日にも後任理事長を選出する。
王氏は八山氏の辞任理由について反論し「理事長印は個人で持つものではなく、事務局で管理している。理事が共同して物事を決めるので、理事長が印鑑を持っていなくても問題はない」と述べた。
一方、同学園は遅配になっている6月の給与を10日をメドに支払うとしていたが、教職員には11日、「支払いを19日まで延期する」と通告した。
7月12日朝刊