県教委 いじめ専門チーム設置へ 学力低下は第三者に助言依頼 岡山
産経新聞 2012年9月14日(金)7時55分配信
大津市の中学校で起きたいじめ自殺事件を受け、竹井千庫県教育長は13日、開会中の9月県議会代表質問に答え、いじめを受けている児童、生徒や保護者、対応に悩む学校や市町村教委からの相談に応じ、助言を行う専門チームを県教委に設置すると明らかにした。早ければ年内にも発足する予定という。
専門チームは元教職員や元警察官のほか、相談内容に応じて臨床心理士や弁護士らで構成することを検討している。暴行や恐喝などの犯罪が疑われるケースには「積極的に警察と連携する」と述べた。
また、今年度の全国学力・学習状況調査で、小学校が全国45位、中学校は42位といずれも過去最低だったことから、県教委の従来の取り組みの分析や今後の施策の助言を大学教授ら第三者に依頼するほか、土曜授業の実施に向けた環境整備などを検討するという。
県は今年度からスタートした5カ年計画「第3次おかやま夢づくりプラン」で学力テストの順位を全国10位以内にするという目標を掲げている。さらに、小中高の暴力行為と不登校児童の割合が2年連続ワースト1になるなど県内の学校教育をめぐる課題は山積しており、竹井教育長は「原因や背景を追究して改善に努め、安心して学校生活を送れるよう全力を注ぐ」と話した。