酒気帯び運転:容疑で山形大医師を逮捕 大学関係で今年3件目−−山形署 /山形
毎日新聞 2012年9月15日(土)12時41分配信
山形署は14日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、山形市飯田西2、医師で山形大付属病院放射線診断科医員、長谷川七重容疑者(43)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、同日午前2時20分ごろ、自宅近くの市道で、酒気を帯びたまま乗用車を運転したとされる。同署によると、パトカーで巡回中の同署員が蛇行する長谷川容疑者の車を見つけ停車するよう呼び掛けたが、しばらく走行を続けたため職務質問した。呼気からは1リットルあたり0・15ミリグラムを超えるアルコールが検出された。
山形大では、今年に入り酒気帯び運転の疑いで1月に職員、7月に医学部の男性助教がそれぞれ摘発されており3件目。
医学部は7月に続き2件目となったことから14日に全職員を対象とした緊急連絡会を開き、久保田功・医学部付属病院長は「命を守る医者としてあるまじき行為。高いモラルを持つことが大事」と話した。また結城章夫学長は「大変深刻な事態と考えている。再発防止に向け、一層努力する」とコメントした。【前田洋平】
9月15日朝刊