いじめ対策など24議案を提案 9月県会 知事 提案説明で決意

いじめ対策など24議案を提案 9月県会 知事 提案説明で決意
京都新聞 2012年9月19日(水)22時9分配信

 滋賀県議会の9月定例議会が19日開会し、2億1400万円増額の本年度一般会計補正予算案など24議案を提案した。会期は10月12日までの24日間。
 嘉田由紀子知事は議案の提案説明で、大津市で中学2年の生徒が自殺した問題について言及。教師がいじめを認識していた新たな事実に触れ「公開しなければいけない情報を公開しなかった事なかれ主義的対応により、県の教育や行政に対する外部からの信頼が揺らいだ」と批判。「子どもの命と暮らしを守るため、いじめ問題に正面から向き合い、二度と悲しい出来事が起こらないよう対策を講じていく」と決意を述べた。
 補正予算案では、いじめ対策として県内の中学・高校向けのスクールカウンセラー派遣回数を増やすなど2796万円を盛り込んだ。ほかに8月の豪雨被害対策、通学路の安全対策なども計上した。

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