懲戒免職:着服で主事 市長さらに減給へ−−かすみがうら市 /茨城
毎日新聞 2012年10月13日(土)13時3分配信
かすみがうら市は12日、体育施設使用料など約425万円を着服した教育委員会事務部局の主事の男(30)を懲戒免職処分にしたと発表した。市職員の度重なる不祥事の監督責任として、現在50%減の宮嶋光昭市長の給料を現在より月20%減、石川真澄副市長と菅沢庄治教育長の給料を同10%減とする条例案を次回市議会に提案する。
. 市は今月2日、主事が計約355万円を着服したと発表。その後の調べでさらに約70万円の着服が判明した。主事は12日までに全額を返済した。市は刑事告発は見送る方針。
この他、主事の管理監督者にあたる教育委員会事務部局の部長を訓告▽課長を減給10分の1(1カ月)▽課長補佐を戒告▽係長を訓告▽11年度課長と10年度課長を減給10分の1(1カ月)▽11年度副参事兼課長補佐と10年度課長補佐を戒告とした。また、管理職の部長級職員11人が管理職手当を現行20%減から1カ月間50%減とすると宮嶋市長に申し出、実施される見通しだ。【福沢光一】
10月13日朝刊