学校のいじめ放置が自殺招いた 大津中2訴訟で遺族

学校のいじめ放置が自殺招いた 大津中2訴訟で遺族
京都新聞 2012年11月16日(金)9時49分配信

 大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒が自殺し、遺族が市や同級生らに計約7700万円の損害賠償を求めている訴訟で、遺族側は学校がいじめを認識しながら放置したために男子生徒の自殺を招いた、とする書面を15日までに大津地裁に提出した。27日に同地裁で行われる第4回口頭弁論で主張する。
 訴訟関係者によると、前回の口頭弁論で市側が提出した22点の資料の中に、複数の教師が男子生徒の異変を認識していたことを示す内容が含まれていた。昨年9月30日の中学校の生徒指導部会では、教師が男子生徒について「けがが多発している」と指摘していたという。
 同10月4日と7日には、同級生から暴行された男子生徒が保健室で手当を受けた。養護教諭は、担任らにメモや伝言で男子生徒と同級生の異変を伝えたが、事実確認や指導はされなかった。また、男子生徒から「2学期から殴られるのがきつくなった」とも打ち明けられていたという。

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