<教師処分>車に体操服落ち、生徒を蹴る 停職1カ月
毎日新聞 2012年11月17日(土)15時21分配信
山口県教委は16日、生徒に暴行を加えたとして、宇部高(宇部市)の男性教諭(39)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。時光善朗校長は文書による訓告処分。処分はいずれも同日付。
県教委によると、男性教諭は9月6日午後、教室に干していた男子生徒の体操服が、教諭の乗用車に落ちたのを発見。複数の生徒が体操服を拾おうと駆けつけると「何しよるんか」とどなり、拾った生徒の腰を蹴り、持ち主の生徒の顔を体操服で数回たたいた。教諭は体操服をごみ箱に捨て現場を立ち去った。
暴行の様子を目撃していた教諭もいたが、だれも注意や報告をしなかったという。男性教諭は「自分の車に落ちて腹が立った。教員としてあるまじき行為だった」と話しているという。
〔山口版〕