児童指導員、男子中学生の下半身触った疑い 神戸

児童指導員、男子中学生の下半身触った疑い
読売新聞 2012年11月29日(木)11時36分配信

 神戸市内の児童養護施設で入所している男子中学生の下半身を触ったとして、兵庫県警有馬署などは29日、同市北区藤原台中町の児童指導員・古家克俊容疑者(34)を強制わいせつ容疑で逮捕した。

 同施設ではほかに10人程度が同様の被害に遭っていたといい、同署が余罪を調べている。

 発表によると、古家容疑者は8月中旬の深夜、勤務する児童養護施設で、部屋で寝ていた男子生徒に抱きつき、下半身を触った疑い。「触ったことに間違いない」と容疑を認めているという。

 別の男子生徒が11月中旬、「体を触られたり、暴力や暴言を受けたりした」と別の指導員に相談して発覚した。古家容疑者は2008年まで同市内の小学校に教諭として勤務。同年10月から同施設でアルバイトとして働き始め、10年4月に正規の職員になっていた。

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神戸の養護施設指導員わいせつ:被害児童・生徒は12人−−会見 /兵庫
毎日新聞 2012年11月30日(金)12時31分配信

 神戸市内の児童養護施設で男子中学生にわいせつな行為をしたとして、児童指導員の古家克俊容疑者(34)が強制わいせつ容疑で逮捕された事件を受け、施設を運営する尼崎市社会福祉事業団などが29日、尼崎市役所で記者会見を開き、謝罪した。同事業団は、小学生〜高校生までの男子児童・生徒計12人が被害に遭っていたことを明らかにした。
 同事業団によると、11月10日に1人の男子中学生が職員に古家容疑者の暴力行為を訴えたのをきっかけに、聞き取り調査を実施。その結果、古家容疑者は約1年前から、部屋や浴室で生徒らの下半身を触ったり、頭を殴ったり、「出て行け。おまえはバカだ」などの暴言を吐くなどしていたことが分かった。あざができ、「何かにぶつけたと言え」と指示された生徒もいた。
 児童養護施設は尼崎市立で同事業団が指定管理者。古家容疑者は神戸市内の小学校の教員を08年1月末に退職。同10月、同事業団にアルバイトとして採用され、今年4月から正規職員となった。
 同事業団の玉井啓一常務理事は「あってはならないこと。深くおわびすると共に再発防止に努めたい」と話した。【山田毅】
〔阪神版〕
11月30日朝刊

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