県立校で県教委が体罰調査へ 生徒、教職員ら14万人/神奈川

県立校で県教委が体罰調査へ 生徒、教職員ら14万人/神奈川
カナロコ by 神奈川新聞 2014年1月24日(金)8時30分配信

 県教育委員会は31日から、県立高校など172校の児童・生徒と教職員計約14万人に対し、2013年度に学校で起きた体罰の実態把握調査を行う。昨年国が行った緊急調査に続き、県教委が独自に調査する。

 調査は前回と同様、学校を通じて配布した回答用紙に児童・生徒や保護者が自宅で記入し、県教委に直接郵送する。体罰の態様や行われた場面などについて、記述や選択式で答え、学校名と学年は必須だが、氏名の記載は任意。教職員は校長に提出する。

 市町村立学校でも調査が行われる予定。県立学校での調査は2月13日まで。結果は4月ごろ公表する。

 また県教委は、これまで3年に1度実施していた県立学校生徒対象のセクハラにかかわるアンケートを、13年度から毎年実施する。2006年度から3回行っているが、把握件数は増加し続けており、調査による抑止と啓発を目指す。

 13年度の調査は、31日から県立学校172校で行い、公表は4月を予定。

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