生徒にわいせつ行為、20代講師を懲戒免職 兵庫県教委
神戸新聞NEXT 2014年3月25日(火)20時54分配信
兵庫県教育委員会は25日、教え子にわいせつな行為を繰り返したとして、県立高校の20代男性臨時講師を懲戒免職にするなど、教員4人を懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、臨時講師は2013年6月下旬ごろ、自分の車の中で、顧問を務めていた運動部の女子生徒にキスをした。その後、2人でドライブに行くようになり、7月から14年1月まで、車の中や臨時講師の自宅でわいせつな行為を繰り返したという。女子生徒の母親が交際に気づき、発覚した。
明石市立中の男性教諭(32)は停職1カ月。14年1月、神戸市西区のパチンコ店で、別の客が忘れたプリペイドカードを持ち去り、現金(4千円)に戻したという。
県立高校の40代男性教諭は13年10〜12月、顧問を務める吹奏楽部の部員3人を個別に呼び、呼吸法の習得を確認するため背中と腹部を手のひらで挟むなど、繰り返し体を触ったとして減給10分の1(1カ月)とした。
また、西宮市立塩瀬中学校で女性事務職員が生徒の修学旅行積立金などを横領した問題で、不正な出金を見逃したとして、同校の男性校長(56)を減給10分の1(1カ月)とした。(紺野大樹)