小学教諭が大麻所持容疑 市教委は逮捕公表せず 千葉・佐倉
ちばとぴ by 千葉日報 2014年5月15日(木)12時31分配信
千葉県佐倉市立小学校の教諭が大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで警視庁麻布署に今月上旬、現行犯逮捕されていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。同市教委は「まずは保護者に説明したい」としており、教諭逮捕を公表していなかった。
捜査関係者によると、逮捕されたのは佐倉市立内郷小学校教諭の男(27)=成田市=で、逮捕容疑は5日未明、東京都港区六本木7の駐車場に止めた車の中で大麻を所持した疑い。「私の大麻ではありません」と容疑を否認している。
男は、5年生の担任を務めている。六本木で飲酒後に車内で寝ていたところ、麻布署員が不審に思って職務質問し、灰皿の周囲に落ちていた大麻を見つけた。
市教委学務課は千葉日報社の取材に対し、男の逮捕を渋々認めた上で「事実を重く受け止めている。まずは保護者に説明をしたい」と述べた。
県教委は「男の逮捕後に市教委から報告を受けた」とした上で、「教職員が逮捕されたことは大変遺憾。事実関係を確認して厳正に対処していく」とする奥山慎一教職員課長のコメントを出した。
東京・六本木に止めていた車の中に大麻を所持していたとして、警視庁麻布署は14日までに、大麻取締法違反(所持)容疑で、千葉県佐倉市立内郷小学校の教諭、伊藤健太容疑者(27)=同県成田市=を現行犯逮捕した。同容疑者は「私の大麻ではない」などと容疑を否認している。