大阪薬科大教授の論文不正さらに3本…取り下げ
読売新聞 2014年06月03日 10時46分
大阪薬科大(大阪府高槻市)の男性教授による論文不正問題で、この教授が1999〜2006年に発表した論文3本を、掲載した国内の医学誌が取り下げていたことがわかった。
取り下げは4月15日付。
論文が掲載されたのは、日本薬学会が発行する英文医学誌。腎不全や高血圧のラットを使った実験で、健康補助食品などの効果を確かめる内容。同誌が調査し、ほかの学術誌で発表済みのデータが二重使用されていたことが判明したという。
男性教授を巡っては、米国薬理学会発行の医学誌に01〜11年に掲載された論文4本でもデータの二重使用が判明し、同誌が今年4月8日付で取り下げている。
同大学の調査で、男性教授が欧州の科学誌に発表した論文1本にデータの改ざんが確認されており、教授が関係した論文の不正認定は計8本になった。