大阪府教委、マークシート導入を協議 入試ミス問題で

大阪府教委、マークシート導入を協議 入試ミス問題で
産経新聞 2013年7月24日(水)12時15分配信

 今春の大阪府立高入試で支援学校を含む計57校で採点ミスや合否判定ミスがあり、8人が不合格とされた問題に関し、府教育委員会は24日開かれた教育委員会議で、採点業務の改善策の検討状況を協議した。

 府教委によると、マークシートの導入▽全受験生の答案用紙をコピーして別々に採点▽外部機関による答案用紙の再点検▽採点しやすいように解答用紙のレイアウトを工夫−などの改善策を検討した。

 マークシートの導入については、読み取り作業を業者に委託する際の答案の情報管理や、マークの塗り残し、消し残しの判定が困難といった課題をあげた。

 また、今春のミスを分析したところ、正解時に満点の「3」と書くべきところを「2」とするなど誤った配点を与えるミスが約45%、小計欄に点数を記載する際の書き間違いが約30%を占めた。

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