「教諭の暴言で苦痛」 若松の私立高・元生徒が賠償請求
福島民友新聞 2014年6月7日 11時4分配信
会津若松市の私立高で昨年4月、教諭から暴力を振るわれ、精神的苦痛を受けたとして、元生徒の男性(17)が6日、同校を運営する学校法人と元男性教諭(38)らに慰謝料など約674万円の損害賠償を求める訴えを地裁会津若松支部に起こした。
訴状によると、男性はスニーカーで登校したことをとがめられ、元男性教諭に投げ飛ばされたり、数十発殴られるなどの暴行を受けた。男性は心的外傷後ストレス障害に悩まされ、他校への転校も余儀なくされたとしている。
会見した男性の父親(48)は「暴力の恐怖感が今でもフラッシュバックしている。ようやく回復傾向にあるが、他人とはなかなか話せないほど」と話した。同校は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。