入試合否漏らし減給3カ月 宮城の高校教諭
産経新聞 2014.6.10 20:22
宮城県教育委員会は10日、自身が勤務する県立高校の入試の合否結果を、発表前に受験生の保護者に漏らしたとして、男性教諭(59)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。
県教委によると、教諭は2〜3月、前期選抜の2人と後期選抜の4人の合否を、うち1人の保護者に発表前に伝えた。また、後期選抜の試験日前後に、この保護者らに「頑張るだけ頑張るから」と、便宜を図るかのような発言をした。
教諭は、実際には便宜を図るような行為はしていなかったという。合否を伝えられた受験生らは中学時代、この教諭が顧問を務める高校の部活の練習に参加していた。保護者が受験生が通っていた中学校に相談して発覚した。