飲酒運転の前教頭 教員免許取り上げ 千葉県教委
千葉日報 2014年07月17日 11:19
千葉県教委は16日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで4月に印西署に逮捕され、懲戒免職処分を受けた印西市立印旛中学校の前教頭男性の教育職員免許状を取り上げる処分を行ったと発表した。
県教委によると、一般教諭が懲戒免職処分を受けると同免許状は自動的に失効となるが、教頭の場合は失効とならない。県教委は「教員たるにふさわしくない非行があり、情状が重いと認められた」として、前教頭が持つ中学と高校の社会科の教諭一種免許状の取り上げ処分を決めた。
教員免許状取り上げ処分は2003年度以降、今回で9件目。
ひき逃げでも起訴 酒気帯びの中学校前教頭 /千葉
ちばとぴ by 千葉日報 2014年7月25日 12時2分配信
酒に酔って車を運転したとして4月、千葉県警に逮捕された印西市立印旛中学校前教頭の男(55)=懲戒免職=が、事故を起こして男性にけがを負わせたまま逃げたとして、ひき逃げ容疑でも追送検されていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。千葉地検は同日、道交法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)と自動車運転過失傷害の罪で前教頭を起訴した。
起訴状によると、前教頭は4月18日夜、印西市内の市道で、酒に酔って乗用車を運転したうえ、中央分離帯を乗り越えて対向車と衝突、男性に軽傷を負わせたまま逃走したとされる。
前教頭は事故現場から約500メートル先で停車しており、県警は逃走の意図があったと判断した。県教委は前教頭を懲戒免職処分とし、今月16日には教員免許状を取り上げる処分を行っている。(本紙、ちばとぴでは実名報道)