韓国の大学院生、約半数が教授からのセクハラなど「不当な扱い」受けた経験―中国報道

韓国の大学院生、約半数が教授からのセクハラなど「不当な扱い」受けた経験―中国報道
新華社通信 2014/11/04 17:56

10月30日付の韓国紙・中央日報によると、韓国の大学院生を対象に実施した調査で、約半数が教授からセクハラを受けたり、客の接待をさせられたりするなど不当な扱いを受けたことがあると答えた。3日付で中国網が伝えた。

ソウル市内の私立大学に在籍する26歳の女子大学院生は、指導教授との酒の席でショックを受けた。酒に酔った教授がその場にいた女子学生全員の外見について優劣をつけ始めたのだ。「止めて下さいと言いましたが、教授は止めませんでした。私は屈辱感でいっぱいでした」と語る。別の23歳の女子大学院生も「教授は正装した女子学生を上から下まで値踏みした後、『ウェイトレスのようだ』と言いました。私はそばで聞いていてとても屈辱でした」と話している。

調査の結果、韓国の大学院生のうち45.5%が教授から言葉や身体的、性的な暴力や差別を受け、私的な用事を言いつけられるなど不当な扱いを受けたことがあることが分かった。調査は昨年6月、大統領直属の青年委員会と14の大学院の総学生会が韓国全土の2354人の大学院生を対象に実施した。10月29日にその結果が発表された。

(編集翻訳 小豆沢紀子)

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