中1柔道部員死亡で捜査 東近江署

中1柔道部員死亡で捜査 東近江署
2009年8月24日21時59分配信 京都新聞

 滋賀県愛荘町の秦荘中で先月29日、柔道部の練習中に倒れ意識不明の重体となっていた1年生部員の村川康嗣君(12)が24日、彦根市内の病院で死亡した。東近江署は、原因や顧問の講師の指導に問題がなかったかなどを調べている。
 同中では同日、教職員が集まり、今後の対応などを協議した。緊急の保護者会は開かないという。北村孝弘校長は「康嗣君のご冥福を祈るとともにご家族にお悔やみ申し上げたい。学校としては再発防止に向けて全力を挙げていきたい」と話した。
 町教委は「同中に再発防止の手だてを取るよう指導し、警察の捜査の動向を見守っていく」とした。
 親族の一人は京都新聞の取材に対し、「学校の対応は不誠実だと思っている。部活が適切に行われているなら人が死ぬわけがない」と憤った。

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