魚大量死、教諭2人を書類送検 有害物遺棄容疑 新潟

魚大量死、教諭2人を書類送検 有害物遺棄容疑 新潟
朝日新聞デジタル 2014年11月13日 0時27分配信

 新潟県南魚沼市塩沢の伊田川で死んだ魚が大量に浮いているのが見つかった問題で、南魚沼署は12日、近くの市立塩沢小学校の30代と40代の男性教諭2人を県内水面漁業調整規則違反(有害物の遺棄禁止)の疑いで書類送検した、と発表した。2人とも容疑を認めているという。

 同署によると、30代教諭は8月25、26の両日、今季使わなかった固形塩素剤をプールに投入して処分していたのに、同28日に濾過(ろか)器の点検作業に来た業者に伝えず、気化せずに塩素濃度が高いままのプールの水約1トンを伊田川に通じる川に排水させた疑いがある。

 また、40代教諭は同日、高濃度の塩素水溶液が残った減菌装置に水を入れ続け、塩素濃度の高い水約850リットルを川に排水した疑いがある。

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