児童ポルノ提供:罰金刑の保育士、登録を取り消し 県が初の処分 /山梨
毎日新聞 2012年11月27日(火)15時17分配信
県は26日、児童買春・ポルノ禁止法違反事件で罰金刑を受けた男性保育士(22)の保育士登録を取り消す処分をしたと発表した。取り消し処分は県内で初めて。
保育士は同事件で逮捕され、22日に罰金の略式命令を受けた。県児童家庭課は事件の内容について「罰金刑を受けた事実が処分理由。内容は関係なく、公表する必要はない」として明かしていない。【水脇友輔】
11月27日朝刊
——
児童ポルノの提供で保育士登録取り消し
2012年11月27日 読売新聞
県児童家庭課は26日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ提供)容疑で検挙され、罰金刑が確定したとして、児童福祉法に基づき、市川三郷町の保育士の男(22)について、保育士登録を取り消したと発表した。県による保育士登録の取り消し処分は初めて。
この保育士は今年4月、茨城県の会社員の男に女児の上半身裸の写真2枚を、携帯電話のメールで送信した疑いで、札幌東署に逮捕されていた。
——
保育士逮捕 児童ポルノ提供容疑
日刊スポーツ 2012年11月14日12時45分
札幌・東署は14日、児童買春・ポルノ禁止法違反(提供)の疑いで、山梨県市川三郷町、保育士石川一樹容疑者(22)を逮捕したと明らかにした。
逮捕容疑は、4月15〜16日、2回にわたり、女児の裸の画像2枚を、茨城県土浦市の男性会社員(41)=同法違反(提供)の罪で罰金30万円の略式命令=にメールで送った疑い。
道警によると、石川容疑者と会社員は、児童ポルノの交換を目的としたインターネットのサイトで知り合ったという。
サイトを通じ児童のわいせつな画像をやりとりしたとして、道警はこれまでに、児童ポルノ提供容疑で、石川容疑者を含め7人を逮捕、書類送検した。(共同)