容疑者自宅など捜索/青森県立青森高校教諭の教え子盗撮/京都府警
Web東奥 2014年12月20日 11時52分配信
青森高校の男性教諭が修学旅行先のホテルで教え子の着替えを盗撮したとして、京都府迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕された事件で、京都府警は19日、青森高校と原子真輝容疑者(26)=青森市蛍沢3丁目=の自宅を家宅捜索した。捜査関係者によると、原子容疑者は京都府警の調べに「女性が服を脱ぐことに興奮するから」と犯行動機を供述しているという。
京都府警は19日午前、5人ほどの捜査員が青森高校と原子容疑者の住む教員住宅を家宅捜索。同校によると、同校での捜索は4時間目の授業中に行われ、捜査員は職員室などで原子容疑者のパソコンやロッカーなどを調べたという。
捜索後の取材に、青森高校の小川伸悦校長は「警察から何も話さないようにと言われている」、県教委教職員課の担当者は「コメントする段階にはない」と述べるにとどめた。京都府警によると捜索で原子容疑者の自宅からは犯行に使用したビデオカメラを購入した際の領収証などを押収。府警は余罪がないかどうか、さらに捜査を進める方針。
原子容疑者は12日に京都市内のホテルで、女湯の脱衣ロッカーに遠隔操作が可能な置き時計型ビデオカメラを設置、高校2年の女子生徒らの着替えを動画撮影した疑いが持たれている。