阿賀野高3自殺 記者会見で憤る父親「当時、調査していれば」 新潟

阿賀野高3自殺 記者会見で憤る父親「当時、調査していれば」 新潟
産経新聞 2014年12月23日 7時55分配信

 自殺した女子生徒の父親(56)と弁護団は報告書を受け、新潟市内で記者会見した。

 弁護団の斎藤裕弁護士は「文部科学省のいじめの定義に該当する事象があったとする一方、行為者に責任があるかどうか加味して判断すると、勝手に要件を付加しており、矛盾している」と指摘。陰口や身体的特徴について言われていたことなどの事実認定もずさんだとした。

 父親も「いじめられたから適応障害になったのではないか。納得できない」と憤った。自殺から4年以上が過ぎており「県教育委員会が当時、適切に調査していれば、結果は違っていたと思う」と悔しさをにじませた。

 今後、民事訴訟も含め、対応を検討するとしている。

両親は11年8月、県個人情報保護条例に基づき、聞き取り調査報告書の開示を県教育委員会に対して請求。県教委は報告書の大半を非開示としたが、両親の異議申し立てを受けて開かれた県個人情報保護審査会が今年3月、一部を開示するよう答申。県教委は8日付で両親に報告書の一部を開示した。
 申し入れの後、県庁で記者会見を開いた女子生徒の父親(54)は「報告書の一部は開示されたが、私たちが知りたい情報はまだ黒塗りのまま。開示したことも申し入れの時まで知らされていなかった。学校と県教委に強い怒りと不信感を覚えている」と語った。

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