事前に試験問題を解かせた講師を懲戒処分 生徒は不合格に 滋賀県教育委員会

事前に試験問題を解かせた講師を懲戒処分 生徒は不合格に 滋賀県教育委員会
産経新聞 2015.1.26 16:48

 昨年11月20日に実施された計算技術検定4級の問題を、滋賀県立八幡工業高の男性講師(34)が生徒24人に事前に解かせていた問題で、滋賀県教育委員会は26日、講師を停職2カ月の懲戒処分にした。講師は「自分勝手な行為で関係者に多大な迷惑をかけ、大変申し訳ない」と話しているという。

 講師は試験監督のため、あらかじめ問題を所持。試験前日、担当する1年生のクラスで練習問題と称して全試験問題を解かせていた。試験後、生徒から情報が寄せられ発覚し、24人全員が不合格となった。

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