大学教授の労災認定問題 「法的責任はない」と学長
@S[アットエス] by 静岡新聞 2015年1月29日 14時13分配信
浜松医科大の50代の男性教授が学長とのトラブルで労災認定を受けた問題で、同大は29日、「大学として不法行為または債務不履行による法的責任はない」とするコメントを発表した。
コメントは中村達学長名。同大は現在、労災認定の内容や認定理由などを代理人を通じ調査中だとした上で、「関係の皆様にご心配や不安を与えたことを深くおわび申し上げます」とした。
男性教授は、2005年から嫌がらせを受けるなど中村学長との間でトラブルがあり、昨年4月には、同教授の所属する講座に割り当てられていた助教ポストや教室の返上を求められるなどして体調を崩したとして、昨年7月に労災を申請。浜松労働基準監督署は今年1月7日付で「上司とのトラブルがあった」などとして労災認定した。