桜宮高バスケ部体罰元教諭 無断でコーチに招く 大阪市立中

桜宮高バスケ部体罰元教諭 無断でコーチに招く 大阪市立中
産経新聞 2015年2月9日(月)15時17分配信

 大阪市立桜宮高校のバスケットボール部体罰事件で傷害罪などの有罪判決が確定した男性元教諭(49)=懲戒免職=を、大阪市北区の市立天満中学校のバスケ部の男性顧問が、学校に無断で週末の練習にコーチとして招いていたことが9日、分かった。

 顧問は元教諭の知人で、顧問からコーチを依頼したという。

 市教委は顧問が校長の許可なく、部活での体罰で有罪になった元教諭を部活指導に招いたことを問題視し、処分を視野に経緯を調査している。

 同校によると、元教諭は昨年12月と今年1月にかけて数回にわたり、週末に行われたバスケ部の練習に参加し、部員を指導。1月下旬、市教委に外部から通報があり、発覚した。顧問は校長に事実関係を認め、陳謝したという。

 校長は取材に「自分の許可なく、校内に入れていたのは不適切。自分の管理責任でもあり、保護者らに謝りたい」と話した。

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