<「イスラム国」人質>遺体画像授業で見せる 栃木の中学校

<「イスラム国」人質>遺体画像授業で見せる 栃木の中学校
毎日新聞 2015年2月10日 11時19分配信

 栃木県さくら市の市立中学校で今月2日、50代の男性教諭がイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)の人質となって殺害されたとみられる後藤健二さん(47)の遺体の画像を社会科の授業で生徒に見せていたことが分かった。同市教委が10日午前、記者会見し、「生徒の受け止め方に配慮が足りない不適切な対応だった」と謝罪した。

 市教委によると、男性教諭は2年生1クラスと3年生2クラスで、モザイク処理されていない遺体の画像や処理後の動画を教室の電子黒板や自分のスマートフォンで見せたという。いずれも事前に「見なくてもいい」「見ても大丈夫か」などと伝え、計約80人の生徒が見たが、体調不良などの訴えはなかったという。

 教諭は日ごろから授業で時事ニュースを取り上げているといい、今回は「非人道的な行為をしないでほしいとの思いで見せた」と話しているという。市教委は生徒の心のケアのためスクールカウンセラーの配置増を検討するという。【加藤佑輔、田中友梨】

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