学校に申請してPC購入、自宅に持ち帰った教諭
読売新聞 2015年02月21日 14時30分
大阪府教育委員会は20日、備品のノートパソコンを盗んだとして、府立布施工科高の男性教諭(48)を懲戒免職とするなど、教諭計11人の懲戒処分を発表した。
発表によると、同校のICT(情報通信技術)担当だった教諭は2013年7月、ホームページ作成用としてパソコン(約9万4000円)購入を学校側に申請し、納品されたパソコンを自宅に持ち帰ったとされる。教諭は「自分で買ったパソコンだ」と盗んだことを否定しているが、製造番号が納品書の番号と一致しているという。
他の主な処分は、教え子の女子生徒と交際した府立高校の男性教諭(27)を停職6か月、水泳の授業を休んだ女子生徒に不快な思いをさせる発言をした府立高校の男性教諭(56)を減給1か月、高校の部活動指導中に生徒の顔をたたくなどした男性教諭3人(35〜65歳)を減給1か月。また、13年5月に羽曳野市の中学校で陸上部の練習中、砲丸が命中した男子部員が頭の骨を折る事故があり、顧問の女性教諭(37)を戒告とした。