飲酒運転ばれるの恐れ、追突現場から逃げた教諭
読売新聞 2015年04月29日 11時29分
飲酒運転がばれるのを避けるため事故現場から逃げたとして、京都府警向日町署は28日、大阪府高槻市立川西中教諭・後野暁彦容疑者(40)(京都府長岡京市)を自動車運転死傷行為処罰法違反(発覚免脱)容疑などで書類送検した。
起訴を求める厳重処分の意見を付けた。
発表では、後野容疑者は2月14日未明、大山崎町の国道でマイカーを運転中、信号待ちの乗用車に追突、運転手の男性(49)の首に軽傷を負わせて逃走した疑い。高槻市内の居酒屋で飲酒した帰りだった。後野容疑者は同日朝、同署に出頭。当初飲酒を否定したが、その後、「同僚らとビールを7杯飲んだ。懲戒処分になると思い逃げた」と認めた。
同市教委は「市民の信頼を裏切ったことをおわびする」としている。