女性教諭が嫌がらせか、学校通えず 女子生徒と両親が敦賀市を提訴
福井新聞(2015年6月6日午前7時05分)
福井県敦賀市の小学校の女性教諭の言動で学校に通えなくなったとして、同市内の中学1年の女子生徒と両親が5日までに、市に330万円の損害賠償を求めて福井地裁敦賀支部に提訴した。市側は請求棄却を求めている。
訴状によると、小学6年時の担任の女性教諭は、女子生徒が転校を希望していることを他の児童に漏らしたり、女子生徒に重要な連絡をしないといった嫌がらせをした。女子生徒は学校に行くとめまいがし、昨年8月に抑うつ状態と診断された。
答弁書で市側は、女子生徒は5年時から不登校状態で、女性教諭の言動が不登校の原因ではないと主張している。市教委は「係争中なのでコメントできない」としている。