理科実験で事故、児童2人やけど 南島原の小学校

理科実験で事故、児童2人やけど 南島原の小学校
読売新聞 2015年11月21日

 南島原市教委は20日、市立加津佐小(小嶺嘉太郎校長)の理科の男性教諭(52)が実験中に火が付いたアルコールランプを倒し、児童2人がやけどを負う事故が起きたと発表した。このほか児童5人が目や手の甲の痛みを訴えたが、けがはなかったという。

 同小によると、18日の4年の理科の授業で、男性教諭が理科室の実験台近くに児童26人を集め、アルコールランプの使い方を指導。火を付けた後、台の上のプリントをどかそうとして手を伸ばし、誤ってランプを転倒させた。近くの児童に火が飛び、女児1人が顔に、男児1人が手に水ぶくれができた。

 同小は20日夜、4年の保護者への説明会を開いて謝罪した。小嶺校長は「児童にけがを負わせてしまい、申し訳ない。安全管理の徹底を図り、再発防止に努めたい」としている。

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