絵画教室で少女盗撮か 元代表を逮捕 初公判で起訴内容認める
毎日新聞 2023/10/24(火) 19:52配信
絵画教室のトイレで少女らを盗撮したなどとして、教室元代表の礒貝享平被告(38)が児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)や大阪府迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕、起訴された。24日に大阪地裁で初公判があり、礒貝被告は起訴内容を認めた。
起訴状や捜査関係者によると、礒貝被告は2022年11月〜23年3月ごろの間、計5回にわたり、府内の絵画教室のトイレなどで少女らを撮影。盗撮した動画データなどを携帯電話に保存し、児童ポルノを製造したとされる。また21年5月ごろに服を着替える姿を動画撮影したり、23年1月ごろに2回にわたってスカート内に携帯電話を差し入れて下着を撮影したりしたとして起訴されている。
盗撮被害に遭った少女を絵画教室に通わせていたという保護者は取材に「警察から『(娘が)盗撮された可能性があり、画像を確認してほしい』と聞いて初めて事件を知った。(事件のあった)教室を閉鎖する際、教室側は『人員不足』と説明していた。生徒と保護者に事実を公表して謝罪してほしい」と話した。
絵画教室のホームページによると、大人から子どもを対象にして府内の複数箇所で教室が運営されている。【鈴木拓也、横見知佳】