教諭2人を懲戒 /三重
毎日新聞 2016年2月4日 地方版
県教育委員会は3日、遺失物のスマートフォンを持ち帰ったなどとして、県立高教諭2人を懲戒処分にした。
県教委によると、県立桑名工の男性教諭(47)は昨年7月、四日市市内のショッピングセンターの現金自動受払機(ATM)で現金を引き出す際、置き忘れてあった他人のスマートフォンを自宅に持ち去った。遺失物横領の容疑で津地検四日市支部に書類送検され、同11月に起訴猶予処分になったことを受け、戒告処分とした。「スマホを持っておらず、触ってみたくなった」と話しているという。
また、東紀州地区の男性教諭(38)は同9月、飲酒後に同僚の女性教職員に自宅まで送ってもらった際、体を触るなどのセクハラを行った。県教委は減給10分の1(2カ月)の処分とし、男性は3日付で辞職した。【永野航太】
〔三重版〕