学校で児童の着替え盗撮、教諭を懲戒免職 愛知県教委
朝日新聞 2016年2月5日12時15分
愛知県教委は5日、勤務先の女子児童が着替える様子を盗撮したなどとして、東海市立小学校の教諭、小川康生被告(54)=児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪で公判中=を懲戒免職処分にしたと発表した。小川被告は「自分の卑しい、あさましい性質によるもの。おわびの言葉もない」と話しているという。
県教委によると、小川被告は昨年11月6日、勤務先の小学校体育館の地下倉庫にビデオカメラを置き、女子児童の着替えを隠し撮りして児童ポルノを作製するなどした。盗撮は4年前から続けていたという。
また、担任する4年生の男子児童に鎖骨骨折3カ月のけがを負わせたとして、武豊町立富貴小学校の男性教諭(30)を減給4カ月(10分の1)にした。過って後ろからぶつかったことをふざけていると勘違いし、空き教室に連れ出して床に転倒させたという。県立佐屋高校の男性教諭(27)に対しては、休日に車を運転中、50キロ超のスピード違反をし検挙されたとして、減給6カ月(10分の1)の懲戒処分とした。