<北大不正経理>元教授と業者数人を詐欺容疑で書類送検へ
毎日新聞 2016年3月15日(火)14時0分配信
北海道大の教員が使い残した公的研究費を業者に管理させて翌年度以降に回す不正経理を行っていた問題で、北海道警は15日午後、不正経理を行った60代の元教授と業者数人を詐欺容疑で書類送検する方針を固めた。「預け金」と言われるこの不正経理問題には教員58人が関与し、北大が国に総額約6億4600万円を返還している。書類送検される元教授は私的流用もしていたことから、北大が刑事告訴していた。
捜査関係者などによると、元教授は2006〜11年ごろ、大学の出入り業者と共謀し、研究用試薬購入などの名目で大学に架空請求し、約2000万円を詐取したとされる。元教授は自家用車の車検費用などに充て、業者には報酬として請求額の1〜2割を渡していたとみられる。【日下部元美】