生きる権利みんなに いじめで娘亡くした女性、栗東で講演

生きる権利みんなに いじめで娘亡くした女性、栗東で講演
京都新聞 2013年1月25日(金)10時39分配信

 栗東西中(滋賀県栗東市綣4丁目)は24日、いじめで一人娘を亡くした女性を招いて講演会を開いた。女性は、自身の体験を紹介しながら「いじめられてる子は決して悪くない。いじめる子も、心に苦しみを抱えているのでは」と語り掛けた。1、2年生約630人は静かに聞き入っていた。
 講師は、いじめで子どもを亡くした遺族たちでつくるNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」理事の小森美登里さん(56)=横浜市。15年前、高校1年だった小森さんの長女香澄さんは、いじめを苦に、15歳で自ら命を絶った。
 小森さんは「悪気のない言葉や行為が人を傷つけたらどうする」などと、生徒に問い掛け、「みんな生まれた時から、幸せで自由に生きる権利を持っている。互いの違いを認め、その権利を守ってほしい」と訴えた。
 講演会は、同中の生徒会と教師が企画した「いじめ撲滅啓発週間」(21〜25日)の一環。生徒会副会長の吉田実来さん(14)=2年=は「いじめをなくしたいという小森さんの強い思いを感じた。自分たちも、校内放送やポスター掲示など、いじめを無くす雰囲気づくりを進めたい」と話した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする