宮城教育委、教諭を処分 教え子とみだらな行為、部活動中にビデオで下半身をズームアップ、自転車転倒させ強制わいせつ…
産経新聞 2016年9月12日 20時44分配信
宮城県教育委員会は12日、女子生徒にみだらな行為をしたなどとして、県立高校の男性教諭2人を免職、男性教諭1人を停職12カ月の懲戒処分とした。
懲戒免職は亘理高の佐藤英明教諭(36)と仙台南高の小川波生教諭(47)。佐藤教諭は7月、福島県内で18歳未満の女性と知りながらみだらな行為をしたとして、県条例違反容疑で逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けた。
小川教諭は教え子の女子生徒にみだらな行為をしたとして、8月に児童福祉法違反容疑で宮城県警に逮捕された。校内で繰り返し盗撮したことを裏付ける画像データも家宅捜索で見つかった。
停職とされた男性教諭(50)は、部活動中の女子生徒をビデオ撮影する際、下半身をズームアップするなど不適切な撮影をした。
また、徳島県教育委員会は12日、女子大生にわいせつな行為をしたとして逮捕された同県鳴門市第一中の藤本秀平助教諭(23)を懲戒免職処分とした。
藤本助教諭は6月中旬、徳島市内の路上で、自転車に乗っていた県内の20代の女子大生を転倒させ、胸を触ったとして強制わいせつの疑いで、8月27日に徳島東署に逮捕された。
県教委の美馬持仁教育長は「教育への信頼回復に向け再発防止に全力で努める」とのコメントを出した。