八女の元教諭飲酒事故:検察側、被告に1年2月を求刑 地裁久留米で初公判 /福岡

八女の元教諭飲酒事故:検察側、被告に1年2月を求刑 地裁久留米で初公判 /福岡
毎日新聞 2010年11月5日 地方版

 飲酒運転し、ひき逃げ事故を起こしたとして、自動車運転過失傷害などの罪に問われた元八女市立南中教諭、阿蘇品秀樹被告(55)=久留米市上津町=の初公判が4日、地裁久留米支部(長倉哲夫裁判官)であった。阿蘇品被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、検察は懲役1年2月を求刑し即日結審した。

 検察は論告で「衝突するまで前の車に気づいておらず、危険な状態だった。中学校の教諭として社会の信頼を失墜させた」と述べた。

 起訴状などによると、阿蘇品被告は6月25日夜、居酒屋で飲酒し、八女市内の国道を運転中に対向車線をはみ出し、対向車と衝突。運転していた女性に軽いけがを負わせたとされる。

〔筑後版〕

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