小3生を平手打ち一時難聴に 兵庫・姫路の男性教諭、体罰で処分

小3生を平手打ち一時難聴に 兵庫・姫路の男性教諭、体罰で処分
神戸新聞NEXT 2016/11/25(金) 6:03配信

 兵庫県姫路市立小学校の30代の男性教諭が今年6月、3年生男子児童の右耳付近を平手打ちし、児童が急性の難聴と診断されていたことが24日、兵庫県教育委員会への取材で分かった。県教委は体罰と認定し、訓告処分とした。

 県教委によると、教諭は6月9日、宿題をしてこなかった男子児童に対し、左手で平手打ちした。直後に児童が痛みを訴えたため、保健室で休ませた後、耳鼻科で診察してもらったところ、「右急性混合難聴」と診断された。児童は同20日に完治したとの診断を受けた。

 教諭は県教委に対して「たたこうと思ったところと違うところに当たってしまった」などと話し、「児童の心と体に深い傷を負わせてしまった」と反省しているという。(上田勇紀)

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