【茨城】つくばの教諭、酒気帯び運転で懲戒免 鹿行の教諭は教員免許失効後も授業

【茨城】
つくばの教諭、酒気帯び運転で懲戒免 鹿行の教諭は教員免許失効後も授業
東京新聞 2016年12月27日

 県教育委員会は二十六日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで県警に摘発されたつくば市立茎崎一小の男性教諭(33)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 県教委によると、教諭は今月一日、石岡市内の飲食店で友人らとビールを飲み、乗用車を運転して市内の自宅に帰る途中、巡回中の石岡署員に停車を求められ、飲酒検知で呼気から規定値以上のアルコール分が検出された。

 また県教委は同日、鹿行地域の小学校の女性教諭が教員免許状を失効したまま、一年八カ月にわたり授業をしていたと発表した。

 県教委によると、教諭は免許状の修了確認期限の延期を申請してあると思い込み、更新講習を受講せず、二〇一五年三月末で失効した。

 期限前の一四年五月、教諭は教頭に相談し、教頭は市教委に問い合わせをしていたが、いずれも制度を正しく理解していなかった。

 今月、県教委の調査で発覚。教諭はその後、講習を受け、年内に新しい免許状が交付される見通し。失効期間の授業の単位は有効という。 (酒井健)

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