京都府立医大学長に辞任勧告へ 虚偽診断疑惑で評議会
京都新聞 2017/2/24(金) 13:50配信
京都府立医科大付属病院(京都市上京区)などが暴力団組長の収監を巡り、検察庁に虚偽の病状を記した文書を提出したとされる事件で、府立医大は24日までに、大学の重要事項を審議する教育研究評議会で吉川敏一学長(69)の辞任勧告を行うことを決めた。
大学などによると、評議会は23日に大学の幹部ら委員19人のうち14人の出席で開催された。吉川学長は欠席した。会議では、暴力団との関係が問題となっており、学長としての職務も果たせていない、などの意見が出され、出席者の全会一致で辞任勧告を近く行うことを決めた。辞任しない場合には、学長の解任を審議できる学長選考会議の開催を求めることも併せて決定した。
吉川学長は、山口組系淡海一家(大津市)総長の高山義友希(よしゆき)受刑者(60)と、飲食店で少なくとも2回会ったことを認めているが、「高山氏と飲食するために出かけたということは一切ない」と主張している。
府立医大の教授は「今回の問題の説明は学内に一切ない。重要な人事は教授会で決めるのが普通だが、いきなり評議会で学長の辞任を求めるのは異例だ」と話している。