部活動費でFXの借金返済 淡路の県立高教諭停職 兵庫
産経新聞 2017.3.21 20:50更新
兵庫県教育委員会は21日、外国為替証拠金取引(FX)で発生した借金の返済に、勤務する高校の部活動費など計約70万円を充てたとして、淡路市の県立津名高の馬詰宜孝教諭(33)を停職6カ月の懲戒処分にした。同日付で退職。教諭の家族が全額返済した。
県教委によると、昨年5〜11月ごろ、男子ソフトテニス部の部費から計約57万円を流用。昨年10、11月、会計担当だった教諭の親睦会費計12万5千円も使い込んだ。
平成24年からFX取引を始め、1千万円を超える借金があり、「切羽詰まっていた。後で穴埋めするしかないと思った」と話したという。
部活動で遠征した際のバス代などの支払いが遅れていると、業者から別の顧問に連絡があり発覚した。