校内で自殺の女子中学生 学校把握以外にも「いじめ」や「からかい」か(広島)

校内で自殺の女子中学生 学校把握以外にも「いじめ」や「からかい」か
テレビ新広島 2017/10/26(木) 12:00配信

広島市佐伯区の公立中学校で、当時中学3年生の女子生徒が校内で自殺したとみられる問題で、その後行われた、生徒や教職員を対象にしたアンケート調査で、学校が確認していた7件のいじめ以外にも、複数のいじめやからかいがあった可能性があることがわかりました。

この問題は、今年7月、広島市佐伯区の五日市観音中学校で、当時中学3年の女子生徒がいじめをうかがわせる内容の遺書を残して、校内で自殺したとみられているものです。

25日夜開かれた、この問題を調査する広島市の審議会では、先月、全校生徒501人と教職員88人を対象にしたアンケートの結果が報告され、これまで学校の調査で7件とされていた女子生徒へのいじめやからかいが、ほかにも複数ある可能性が明らかになりました。

広島市いじめ防止対策推進審議会/広島大学大学院教育学研究科・林孝教授は、「それらの情報についての精査と共に生徒や教職員への再聴取を行うかどうかについて検討しているところです」と話しています。

審議会は今年度内に調査結果をまとめることにしています。

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