女性臨時講師、女性同僚のカーディガン切り刻む
読売新聞 2018年12月14日 07時33分
秋田県教育委員会は13日、県央部の特別支援学校の20歳代女性臨時講師を、特定の同僚教諭に対する嫌がらせを繰り返したとして、来年3月末の契約期間満了までの残り106日間を停職とする懲戒処分を行った。
発表によると、臨時講師は7月下旬から11月6日にかけて、勤務先の同僚の女性教諭が使っていた教材や靴を隠したり、ロッカーに入れていたカーディガンを無断で持ち出してはさみで切り刻んで戻したりといった嫌がらせを行った。臨時講師は今月7日、カーディガンを切り刻んだとする器物損壊容疑で書類送検されたという。
県教委は13日、部活動で指導する生徒に体罰や人格否定するような発言をしたとして、県央部の高校の50歳代男性教諭を減給10分の1(1か月)としたほか、勤務先から乗用車で帰宅中に人身事故を起こしたとして、県北部の特別支援学校の40歳代男性教諭を戒告とする懲戒処分を行った。