尼崎高バレー部コーチが平手打ち…高校総体優勝

尼崎高バレー部コーチが平手打ち…高校総体優勝
読売新聞 2019/5/9(木) 21:53配信

 兵庫県尼崎市教育委員会は9日、昨年の全国高校総体(インターハイ)で優勝した市立尼崎高校男子バレーボール部コーチの男性臨時講師(28)が、部員の顔を平手でたたく体罰を加えていた、と発表した。市教委は、事実関係の調査を急ぎ、臨時講師の処分も検討する。

 市教委によると、臨時講師は4月29日、同校体育館での練習中、3年生部員1人の頬を複数回、平手打ちした。部員にけがはなく、現在も練習に参加しているという。体罰を知った監督の男性教諭から校長への報告はなく、今月7日、学校への匿名の電話で発覚。学校の聞き取りに対し、臨時講師は「部員の緩慢な態度を見て、感情的になった」と説明しており、既に部活動の指導から外れている。

 同部は昨年7月のインターハイで初優勝し、今年1月の全日本高校選手権ではベスト4に入った。

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