千葉大教育学部教授、資格単位を不正認定し停職処分 教員免許取得で

千葉大教育学部教授、資格単位を不正認定し停職処分 教員免許取得で
千葉日報オンライン 2019/5/10(金) 19:18配信

 学生の教員免許取得に必要な単位を不正に認定させたとして、千葉大学(徳久剛史学長)は10日、教育学部の50代男性教授を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は9日付。

 大学によると、教授は2014年度、当時4年生だった同学部の学生1人が教員免許取得に必要な科目履修が不足していたことから、学生が科目を履修しているとする文書を勝手に作成。事務担当者に「補講をする」などと言って単位判定に必要な資料を作らせ、15年3月の教授会で1科目2単位分を認定させた。教授の担当科目ではなかった。
 
 学生は不正を知らなかった。卒業に必要な単位は取得しており、卒業後は教職に就いていなかったが、改めて補講を受けたという。

 教授は大学の調査に不正を認め「(学生の単位不足が)自分の責任になると思い勝手にやった。事態の重大さに思いが至らず、安易な気持ちだった。申し訳ない」と話したという。教授は当時、学生が履修するコースの主任で、夏休み前に学生の履修状況を十分確認しないまま「大丈夫。問題ない」などと学生に伝えていたという。

 昨年7月に文書で不正を指摘する内部通報があり、大学が調査を開始。資料が残る過去5年分を調べたが、同様の不正はなかったとしている。

 大学側は県庁で記者会見し「教育者養成を第一の使命としている教育学部の教員としてあるまじき重大な非違行為。大学教育の社会的な信頼を損ねたことは誠に遺憾であり、深くおわび申し上げる」と謝罪した。

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