教員のわいせつ行為・県教委が公表のあり方を検討へ
SBC信越放送 2019/5/23(木) 20:21配信
教員による不祥事が後を絶たない中、県教育委員会は再発防止に向けた取り組みとして、過去に起きたわいせつ行為の情報公開について検討する方針を明らかにしました。
原山隆一教育長は会見で、今月12日にされたことについて、改めて謝罪しました。
警察のこれまでの調べに対し、「女性の下着を見るためだった」などと供述している男性教諭。
県教委では教員によるわいせつ行為が後を絶たないことから、検討委員会を設置し、先月、再発防止に向けた特別対策を講じたばかりでした。
一方、県教委は被害者を保護する目的から、わいせつ行為について、情報公開の範囲をより制限するガイドラインを運用しています。
ただ、外部からの検証や効果的な再発防止策を検討しにくくなるとの指摘もあり、原山教育長は過去に起きたわいせつ行為について、公表のあり方を検討する考えを示しました。
県教委では、情報公開について来月にも検討委員会を開き、早い時期に運用方針を決めたいとしています。