集団いじめで児童が骨折 学校側が放置 大阪・吹田市

集団いじめで児童が骨折 学校側が放置 大阪・吹田市
ABCテレビ 2019/6/13(木) 1:12配信

大阪府吹田市の小学校で児童がいじめを受け、骨折などの被害に遭ったのに、学校側が放置していたことがわかりました。

吹田市教育委員会によりますと、市内の小学校に通う5年生の児童は、約1年半にわたり、5人の同級生から足で蹴られたり傘で叩かれたりするいじめを受けました。その結果、児童は左足を骨折した他、心理的なストレスが原因の視力障害になったということです。児童は、学校側がいじめの早期発見を目的に毎年実施しているアンケートに「けられた。なぐられた」などと記載。しかし、当時の担任教師は児童から話を聞かず、他の教員や保護者とも情報を共有していなかったということです。さらに、アンケートの一部は保管期限内に破棄されていて、市教委は「アンケートの意義の周知が足りなかった」とコメントしています。

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女子児童いじめ放置問題 きょうだいも暴力受けていたのに放置
ABCテレビ 2019/6/13(木) 18:41配信

吹田市の小学校が、いじめの訴えを放置していた問題で、被害児童のきょうだいも暴力を振るわれていたのに学校が放置していたことがわかりました。

大阪府吹田市の小学5年の女子児童は、1年生だった2015年から1年半にわたり、同級生に蹴られたり、階段で押されたりするいじめを受け、足を骨折するなどしていました。女子児童は学校のアンケートで被害を訴えましたが、担任は聞き取りなどをせずに放置。さらに、女子児童のきょうだいも同じ同級生から暴力や暴言を受けていて、担任は、これを把握していたのに適切な対応をとらなかったということです。吹田市教育委員会は、今後、原因などを検証し、関係者の処分を検討するとしています。

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きょうだいへのいじめも放置…複数の教諭把握も
読売新聞オンライン 2019/6/13(木) 23:58配信

 大阪府吹田市の市立小学校で、女子児童のいじめの訴えを学校が放置していた問題で、女児のきょうだいにもいじめ行為があったことを学校が把握しながら、放置していたことがわかった。

 市の第三者委員会によると、現在5年生の女児が1年生の時、暴言や暴力を女児に振るうようになった同級生は、同じ学校に在籍する女児のきょうだいにも同様のいじめ行為を始めた。

 女児の保護者は、きょうだいへのいじめに関し、きょうだいの担任に相談していたが、担任は指導せず、学校にも報告しなかった。

 同市教委は13日に開いた記者会見で、「きょうだいの担任は、注意や指導をするべきで、学校としても対応を協議する必要があった。教員の認識の甘さもあるが、(学校)組織としての対応が徹底できていなかった」と述べた。

 この問題では、女児は1年生だった2015年秋頃から同級生5人に傘やほうきで殴られたり、自宅に押しかけられてたたかれたりするいじめを受け、16年3月には、いじめによる暴行で足首を剥離(はくり)骨折。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、現在も心療内科へ通院している。

 女児は2年生の2016年6月の生活アンケートで自身へのいじめ行為を同級生の名前も挙げて担任に訴えていたが、女児の担任は「ささいな意地悪で深刻ないじめではない」と判断し、適切に対処していなかった。自身がいじめを受ける際、同級生から「しゃべったら、きょうだいを殴るぞ」などと口止めされていた。女児は17年3月になって母親にいじめを打ち明けていた。

 女児の通う小学校では、13日夜、保護者説明会が開かれ、一連のいじめを巡る学校の不手際について校長らが謝罪した。

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 大阪府警は2017年、女子児童の両親から提出された被害届を受理し、暴力行為に関わったとして同年、児童5人を児童相談所に通告した。

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アンケートでも訴えていたのに…女児いじめ”1年半放置” 教育委員会『認識が甘かった』 大阪府吹田市
関西テレビ 2019/6/13(木) 18:56配信

大阪府吹田市の小学校で、女子児童が同級生からいじめを受け、骨折などをしていたことがわかりました。
児童はいじめを訴えましたが、学校は約1年半放置していました。

Q:担任がいじめではないと判断した理由は?
【吹田市教育委員会の会見】
「いじめに対する認識が甘かったと認識している」

教師の認識の甘さから女子児童のSOSに気づかなかったという学校。
児童は1年半、いじめを受け続けました。

吹田市の調査委員会によると、市立小学校に通う女子児童は、1年生の秋ごろから同級生の男子児童5人に、ボールをぶつけられるなどのいじめを受けるようになりました。

女子児童は、いじめにより左足を骨折したほか、PTSD・心的外傷後ストレス障害を発症しました。

学校のアンケートで、「けられた、なぐられた」などと訴えていた女子児童。

しかし担任は「深刻ないじめではない」として事実確認をせずほかの教員にも報告しなかったといいます。

【吹田市教育委員会】
「重篤なものはすぐに対応するとなっているが、当時の学校ではそのあたりがきちんと整理されていなかったために担任が自分だけで判断して他に報告しなかった」

いじめは1年半続き、児童の母親が第三者委員会の設置を求めますが、教育委員会は、「子どもの記憶が薄れていて、もはや実態解明は難しい」として当初これも拒否していました。

調査委員会は「児童のSOSに気づかなかったことがいじめの深刻化を招いた。学校と教育委員会は、責任を加害児童やその保護者のみに押しつけている印象がある」と非難しています。

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