「学校の初動ダメだった」中3男子“いじめ自殺”で岐阜市長が教育施策を見直し 再生会議立ち上げへ

「学校の初動ダメだった」中3男子“いじめ自殺”で岐阜市長が教育施策を見直し 再生会議立ち上げへ
東海テレビ 2019/7/12(金) 17:18配信

 岐阜市で中学3年の男子生徒がいじめを苦に飛び降り自殺したとみられる問題。柴橋岐阜市長が12日午後会見を開き、「学校の初動の対応が不適切だった」とした上で、市の教育施策を見直すため「教育再生会議」を新たに立ち上げる方針を明らかにしました。

柴橋正直岐阜市長:
「子供ファーストを掲げる本市におきまして、尊い命が失われてしまったのは痛恨の極みであります。いじめが強く疑われていたにもかかわらず、保護者へ報告が行われていなかったことなど、学校内、学校と教育委員会との情報共有や連携、初動対応等が不十分であった」

 岐阜市で中学3年の男子生徒(14)がいじめを苦に自殺したとみられる問題をめぐっては、担任の男性教師がいじめを認識しながらも学校内で共有していなかったことなどが分かっています。

 岐阜市の柴橋市長は12日午後、問題発覚後初めてとなる臨時の記者会見を開き、初動の対応が不適切だったことを認めました。

 そのうえで市の教育施策全体を見直すため外部の有識者を招いた「教育再生会議」を、今年の秋を目途に新たに立ち上げる方針を明らかにしました。

——

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする