懲戒免職から停職に 酒気帯び運転の高校教諭
産経新聞 2013.3.6 19:22
長野県人事委員会が、飲酒翌日の酒気帯び運転で懲戒免職処分となった50代の男性高校教諭について、停職6カ月の懲戒処分に修正する裁決をしたことが6日、分かった。県教育委員会は従う方針で、教諭は復職する。
裁決によると、教諭は平成22年3月、職場の送別会で泊まった山梨県笛吹市のホテルで飲酒。翌日午前10時ごろ、市内を運転中に摘発され、同年11月に懲戒免職処分となった。
教諭は「飲酒から10時間半以上経過しており、自覚はなかった」と不服を申し立て。人事委は「酒気帯び運転の明確な認識はなく、免職処分は妥当性を欠く」と判断した。
県教委は18年11月に職員の処分基準を改め、飲酒運転した場合は、原則懲戒免職としている。