教材費横領の講師懲戒免職 茨城県立高、馬券購入代か
産経新聞 2019.9.25 19:18
茨城県教育委員会は25日、教材費など現金総額約127万円を横領したとして、県立鬼怒商業高の生井光臨時的任用講師(36)を懲戒免職処分にしたと発表した。県教委によると、生井講師は横領した現金を競馬の馬券購入代や生活費に充てていたといい「自分が行った行為は犯罪。大変申し訳ない」と話しているという。横領された現金は全額返済された。
県教委は保護者会で意見を聞いた上で、県警に被害届を提出するかどうかを判断する方針。
生井講師は昨年5月から今年8月、学年教材費として集めた現金117万円を横領した。テニス部の用具代などとして預かった生徒会費約10万円も横領した。
今月、事務職員が同校の通帳を確認し、集めたはずの教材費が口座に振り込まれていないことに気付き、発覚した。